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ぐ~たらオタクの似非考察日記

アニメ・マンガ・ゲーム・ライトノベルについて考察するブログです。

勝手に俺TUEEEE作品の定義を考えた -ベルセルクは俺TUEEE作品-

アニメ 漫画 ライトノベル

俺TUEEEEEとは一体なんなのか?

ということで一体どのような作品が俺TUEEE作品と呼ばれるのか勝手に定義を考えた。

 

俺TUEEEEとはなにか?

まず、ニコニコ大百科とPxiv百科事典から記事を引っ張ってくる。

俺TUEEEEとは (オレツエエエエとは) [単語記事] - ニコニコ大百科


俺TUEEE (おれつえええ)とは【ピクシブ百科事典】

 

以下、ニコニコ大百科から

ネットゲームなどで意味もなくほかのプレイヤーを倒して無双状態になったりすること。
つまり、はすげえんだと悦に入った状態のこと。

上記から転じて、創作物において「欠な最強設定、一方的を誇示して戦う主人公」を示す言葉としての引用も増えつつある。いわゆる、設定やメアリー・スーと同列の揶揄であるが後者と違って一次創作が対になることが多い。

次に以下、Pxiv百科事典から

 ネットゲーム・格闘ゲームの主に対人戦において、圧倒的なレベル差で初心者に勝って自分

  は強いんだと錯覚すること。または、そうして悦に入った状態を表す。

もともとはネットゲームや格闘ゲームの用語から転じて圧倒的能力差でぼこぼこにして悦に入ることを言うらしい。

最近で有名な作品だと

 

ライトノベルソードアート・オンライン 魔法科高校の劣等生

アニメ:アルドノア・ゼロ

 

等が俺TUEEEEと評価されているのが記憶に新しい。

能力のある天才的な主人公が圧倒的戦力で敵を倒す。

一見すると単純そうな定義に見えるがもうすこし深く見ていくと実は俺TUEEEEの定義は割りとあやふやでものすごく広く定義できてしまうのがわかる。

 

例えばこういう記事


アムロって俺TUEEE系なのに何で叩かれないの? : ガンダムまとめ連邦軍

 

スレッドを建てた人はこのガンダムも俺TUEEEであると言っているが記事内では割と否定されている。

記事内の意見では

・わりと負けている

・なにげに味方に守られている

・結構死にかけてる

等の意見が出ている。

 

なるほど、俺TUEEEEするはずの主人公がピンチになるのであれば俺TUEEEEではない。負けたりピンチになると俺TUEEEではないという意見だ。

しかし、その考えで行くと実はソードアート・オンラインは俺TUEEEEではなくなってしまう。

 

勝敗は俺TUEEEEにおける絶対ではない。また苦戦するか否かも関係ない

ソードアート・オンライン(以下、SAO)は川原礫による電撃文庫ライトノベル作品だ。既刊14巻で総発行部数は全世界累計1400万部の大ヒット作品*1

個人的には俺TUEEEEを語る上でSAOは外せない作品だと思っている。

なぜならここ最近の俺TUEEEEE批判は恐らくこの作品を端に発生しているからだ。*2

 

さて、SAOは巷では俺TUEEEEと呼ばれているわけではあるが実はSAOは割りと苦戦する描写が多い作品である。

 

・74層のBOSSにHPギリギリまで削られ死にそうになる

・ヒースクリフに負ける(闘技場の方)

・GGOではやられかけ、シノンの助けを借りてデス・ガンに勝利

・マザーズ・ロザリオでは冒頭でキリトが敗北

・現実世界では雑魚

・アリシゼーション編では仲間を殺され精神崩壊。あうあうあ~(^q^)

 

ぱっと思いつくだけでもほとんどの章で割りと負けまくっている。

ところがこのソードアート・オンラインは巷ではよく俺TUEEEEと呼ばれていたりする。

つまり主人公の勝敗や苦戦描写は俺TUEEEE呼ばれるようになるのとはあまり関係がない。*3

 

俺TUEEEEで重要なのはシチュエーション

ではどのような要素を持った作品が俺TUEEEEと呼ばれるのか?

それが「賞賛」シーン、もっとわかりやすく言うと「あいつすげぇ・・・」というシーンである

特に魔法科高校の劣等生ではそれが顕著で

劣等生兄「おいおいよさないか。こまったなぁ」

などど揶揄されたりするがこの手のシーンがそこかしかに存在する

ソードアート・オンラインでは原作小説1巻で二刀流を出したシーン、GGO編では銃弾を切り裂くシーンで「相手もしくは傍らのシノンがキリトの凄さに驚愕しているシーン」である。

ログ・ホライズンでも円卓会議で会館を占領する際に他ギルドの幹部を相手取り、「こ、こいつ・・・!」というような反応を他キャラが見せたシーン

 

つまり、俺TUEEEE作品は主人公の強さや勝敗ではなく「状況」と「他者の反応」が重要なファクターだったんだよ!

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などとMMRの画像を上げてしまったが実はMMRがもっともわかりやすい俺TUEEEE作品である。

 

MMRの流れ

ある現象を調査する→いろいろな説明を受けるがナワヤ達は結論を出せなかったり誤った結論を出してしまう(ここが大事①)→そこに主人公であるキバヤシが新説を持ってきたり調査班には解けなかった答えを提示する→な、なんだってー!??(ここが大事②)

 

周囲の人間には解くことができない「状況」下において主人公が斬新な発想もしくは力を使って問題を解決し、最終的に周囲の人間の「反応」を引き出す

 

此の類のシーンが多ければ多いほど俺TUEEEE度が増していき、閾値を超えると俺TUEEEE作品と呼ばれるようになる。

 

上記の定義を使うとどんな作品が俺TUEEEEなのかわかりやすい。

例えば漫画:ベルセルクは俺TUEEEE作品大筆頭である。

周囲の人間(鷹の団や傭兵たち)が倒せない強敵が存在し、主人公ガッツが類稀な剣技と力を使って問題を解決し(使徒を倒す)、周囲の人間の「反応」(賞賛や驚愕)を引き出す

というシチュエーションがいたるところに存在する。

 

ここで重要なのはあくまで反応を引き出すところであり、何を使って問題を解決するのかはあまり重要ではない。

ただし、称賛や驚愕を引き出すにはある程度の説得力が必要になるため最も適した形として力や知力が使用される

また、派生パターンとして「問題」と「周囲」が同じ場合もある。つまり敵を倒すことで敵が主人公の強さに驚くシーンである。

さらに特徴的なのが周囲が主人公を侮れば侮るほど俺TUEEEE要素が強くなる点である。ギャップが激しいとより周辺が驚きやすくなるため俺TUEEE度が増す。*4

 

まとめ

 

・俺TUEEEE作品と呼ばれるにはただ、主人公が強いというだけではダメ

・「状況」と問題解決後の「周囲の称賛と驚愕」が大事

・「問題」と「周囲」が同じ場合もある

・敵が主人公を侮れば侮るほど効果的になる

 

ちなみに上記の定義で考えた時に筆者が最も俺TUEEEEだと思う作品は「D-LIVE!」*5である。

 

 

*1:SAO:シリーズ累計1000万部突破 「とある」に続き2タイトル目 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

*2:厳密にはその前からあったがこの作品で一気に拡散した気がする。

*3:もちろん無関係ではないとも思うが

*4:ベルセルクで言うとグルンベルドさんのシーンである。

*5:

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D-LIVE!!』(ドライブ)は、皆川亮二作の漫画作品。スプリガンやARMSもすごいがD-LIVE!は二作品の比ではない俺TUEEE具合である。機会があったら取り上げるかも