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ぐ~たらオタクの似非考察日記

アニメ・マンガ・ゲーム・ライトノベルについて考察するブログです。

電子書籍に関する不満と陰謀論

いつまで紙の本に付き合わなくちゃいけないんですか? -電子書籍に完全に切り替えたユーザーの怒りと愚痴をひとまずぶちまけます- .30CAL CLUBレビュー


電子書籍の売上が出版社のマーケティングの際に参考にされない。
という話がある。

これは漫画でも小説でも(ライトノベルでも)そういう傾向があるらしく、Twitterとかで何度も話題になっている。
なんでも書店で最初の1週間(あるいは数日)でどれだけ売れたかによって、連載作品の続行を決めるらしいのだ。
そしてその1週間の中には電子書籍はあまり含まれていなく、もしくはものすごい微々たる影響らしい。

販売された単行本の物理書籍+電書の数が両者とも2万本の本があったとする。
しかし電書をあまり計算に入れないということは、もし両者の内訳が
①10000+10000
②15000+5000
だとしたら②は連載が続けられ片方は終了する。
というパターンが考えられる。
売っている冊数、つまり客の数は同じなのにもかかわらずだ(厳密には両方買う人がいる可能性もあるが少数派だろう)

なぜこのような状況が発生するのだろう。
客側、つまり買っている側からすれば同じ値段を払っているにも関わらず、なぜか自分が買った作品の作者は不利益を被るわけだ。
これは電子書籍を買っている側からすれば面白くないだろう。
出版社が許可して、電子書籍ストアで販売し、そしてそれを客はかっているわけだ。
別に駄目だと誰も言っていない。
しかし、なぜかTwitterからは「でもその売上は数に入りません。」と。

ぶっちゃけた話、これが起こる原因は出版社の事情にすぎないんだろう。
つまり、出版社はプラットフォームを電子書籍の販売会社に渡したくないのだ。
今、書籍の売り方をコントロールしているのは出版社だが、電子書籍に移行してしまうとそちらに何を売りたいのかを握られてしまう可能性がある。
作家と客からの要望で電子書籍を売ってほしいと言われるのでしぶしぶ許可しているにすぎないわけだ。

しかし、問題点は作家がそのことに気づいているのか?
という点である。
編集者等の言を見るとなぜ電子書籍を数に入れないのか頑なに発言しない。
そして作家もその部分に関して発言することがない。
理由が一切わからないのだ。
つまり、出版社の側が情報統制を強いている可能性が高い。

既存の作家はそういった事情を知ってはいるが、強制されて言わない。
あるいは、編集者はそういった事情を作家側に伏せている可能性がある。
新人作家であればなかなか聞きづらいだろうし、意図的に伝えず
「本屋で売れたほうが作品が続くんですよね。複雑な事情があるので説明できないのですが」
とか
「その方が将来売れる可能性があるんですよ」
とか適当にごまかしておけばいい。

利益誘導されているわけだ。
そうやって、電子書籍の顧客はどんどん客扱いされなくなってく。
電子書籍の客が少ないうちはそれでも影響は微々たるものだったと思う。
しかし、どんどん客が増えてきており不満が徐々に抑えられなくなってきている。
そりゃ、商品を買ったはずなのに客扱いされなければ冒頭のリンクのような激しい不満も上がってくる。
冒頭のリンクは暴論を言っているように見えるけど、それだけにしか目が行かない人は
「そもそも電子書籍が作家への貢献にならないなどという状況があまりにも酷い仕打ちだ」ということに気づいていない。
私も別に大金持ちなわけじゃない。
少ない給料の中からなんとかやりくりして物理書籍か電子書籍を買うか選択しているのだ。
それなのに「あんたはよい客ではない」と言われるのは筆舌に尽くしがたい。

漫画を読むのが趣味で物理で2000冊、電書でも1500冊位買っている身からすると、別にどちらのメディアにも良い点はあると思う。
個人的にはどっちか片方が悪いとか酷いとか言うことは言いたくない。
それなのに同じ料金を支払って片方は数に入らないのは一消費者の身からすると正直道理に合わないと思う。

※多分、一番良いのは面倒くさいけど統一フォーマットで出版社それぞれが電書ストアを持つことだと思う。
KADOKAWAブックウォーカーみたいの。
弱小出版社は大手に委託すればいい。今とそんなに変わらない。