ぐ~たらオタクの似非考察日記

アニメ・マンガ・ゲーム・ライトノベルについて考察するブログです。

「君の名は。」で気になったこと、思ったこと 箇条書き

秒速から見てるけど、インタビューとか見るの久々だったので。
あとなんかまとまらなくて箇条書きで適当に残しておく。

・高畑さんも言ってたけど一人称視点がやっぱりそこかしこに挟まれる。そのせいか見ていて自分が三葉なのか瀧なのかわからなくなる。というか逆にそれが狙いなのかもしれない。三葉は地元のいい所を喋ったり思ったりするシーンが一切ないのに瀧の目線で美しい風景を見せられると観てる側も糸守がいいところに見えてくる。そのせいか三葉が最後に町長室まで走るところは三葉視点で考えると糸守を助けようとする動機付けが作中で弱いにもかかわらず走るのを応援したくなってしまう。
言の葉の庭あたりから顕著だったけど、女性目線が増えている。気がする(最初期に戻った?
・なんかギャルゲーと少女漫画が融合したような感じを受ける。
・当時、業界にPCの経験者が全然いなくて美術学校の学生捕まえてPhotoshopの使い方を伝授しながら作ってたらしい。
・新海監督が「ムー」を読んでいたこと。やっぱいわゆるSF畑じゃなくて発想の原点がオカルト系だよなと思った。入れ替わりの理由の説明がないのとか口噛み酒を飲んで入れ替わるなど、非常にオカルティックで宗教的である。なんとなく雰囲気で話が展開する。
・なので「君の名は。」は大別するとSFじゃなくて御伽噺だと思う。
・新海的なMV的手法は個人的には大好きなんだけど、曲の好みにもやっぱ結構左右されちゃうよなとは思った*1
・背景美術は綺麗。言うこと無し。背景あがりのアニメ監督っているんだろうか*2
・キャラクターの芝居がエモーショナルすぎて鳥肌が立った。やっぱ外様だったせいで人脈が薄い新海監督って不利だよなと思った。・最初に感動した音楽はイースの曲らしい。
日本ファルコムの話を結構あちこちでしてて社長に社会人の基礎を叩き込まれたとか結構面白かった。
・言葉遣いや態度が謙虚で丁寧である。宮崎、高畑、富野、押井、庵野とかばっかり最近見ていたので社会人臭くて新鮮だった。
・ゲーム会社を経由したからなのか、もともとそうなのかわからないが異様に腰が低いらしい。
・でも作品を見ると周りの発言に流されている感じではなく結構本人の趣向が出てる。いちいちフェチズム入れたり。言の葉の庭での足フェチ感と描かれ方が好評だったので気を良くしたのかも。
・非常に表層的で感情的な映画だと思った。いい意味で*3
・物語の展開がすばらしかった。どこをどう盛り上げるかを徹底的に詰めたと言っただけはある。
・おおよそ三幕構成になっていて、どこで話を区切るのかかなり明確であった。区切ったシーン以降では音楽の雰囲気すらガラッと変わる。最初はコミカルに、中盤は不穏な音楽を流し、最後は疾走感・高揚感を増幅するようにかなりはっきり作ってある。
・一方で物語の粗のようなものもわかりやすいが、絵面や感情面を優先したのかもしれない。
千と千尋の親豚探しもわりとたたかれるが、おおよその流れと奇妙な納得感があればつじつまとかは案外みんな気にしないようだ
・新海監督がエヴァの予告のサービスサービスぅの意味がよくわかる。と言っていたのが感慨深い。
逆シャアを良く見てるらしい。富野監督の容赦のないテンポ感が好きだ。と言っていて前半のスピーディーなカット割りはその辺の感性の影響もあるのかもしれない。
・あと、驚いたのは監督がどらドラ!を見たり、星を追う声で金本さんを起用したとき、「今度、イカ娘って役やるんです」って言われて見始めたら嵌ってしまい、イカ娘が好きでイカちゃんを見たいが為に家に帰っていたと言ったのは吹いた。
・一時期釘宮病患者だったらしい*4
・総じて思ったのは、明らかに新世代のアニメ監督であると言うことである。宮崎、高畑、富野、押井、庵野がイカちゃんなどと言うシーンは最早想像できない。デジタル処理された背景もそうだがテレビではなく、アニメ映画の監督も遂にここまで来たかと言う感はある。
・まだ「聲の形」を見れていないが、山田尚子監督とか京都アニメーションの製作環境はどうなっているのだろうかとふと気になった*5
・奥さんはいる。

*1:ちなみに俺は大好きです

*2:新海監督は厳密には背景出身じゃないけど

*3:たぶん物語に根ざしたレビューが少ない要因がこれのせい

*4:ヘッドフォンで釘宮の声を聞いていたらしい

*5:あっちも相当凄いらしいが